雇用形態別のボーナスの有無と仕事の自由度
仕事をする上で、雇用形態は正社員、契約社員、派遣社員に分類されます。これらの雇用形態で大きく違う点は、ボーナス有無やボーナスの額です。正社員にはボーナスが支給されることが多いですが、契約社員や派遣社員の場合はボーナスが支給されない場合もあります。これは、求人に応募する際に注意が必要な点ともいえます。
派遣社員の場合はボーナスが支給されないことが大半です。その理由は、この雇用形態の場合、派遣社員独自の基本給の計算法が用いている場合が多いからです。給料は時給制の所と月給制の所があるが、パートやアルバイトと異なり給料設定が高い上に、ボーナス分も基本給に組み込んでいることで、ボーナスを別途支払うという規定が設けられていないのです。契約社員の場合は労働条件が雇用主によって違うこともあり、ボーナスが支給される会社と支給されない会社があります。ボーナスが出る会社であっても、正社員と比較すると少ない額が一般的です。
仕事の面では、派遣社員は1ヵ所で仕事をする期間が限定されており、待遇面は正社員より低いですが自由度が高く、自分に合った仕事に就きやすいというメリットがあります。契約社員も派遣社員と同様に期間限定で、期間満了後は自分で次の仕事を探す必要があります。しかし、給料は月給制の所が多く、祝祭日が多い月でも時給制に比べて減収が少なく済む点がメリットです。正社員の場合は転勤、残業等の業務命令が多く自由度は少ないですが、雇用面では安定し、福利厚生が充実しているのが最大のメリットです。